音楽文化論Aでのリコーダー演奏2012

atake

2012年07月18日 21:38

音楽文化論ではいつもバロックの生演奏を聞いていただくのと,リコーダーって学校で使うだけのような楽器じゃなくて18世紀まではソロ楽器でもあったんだよという啓蒙を兼ねて,各種リコーダーの演奏をしています。

その記録です。

♪4/12
ヤコプ・ファン・エイク(Jacob van Eyck 蘭1590頃-蘭1657):
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より〈緑の菩提樹の下で Onder de Linde groene〉
※紫檀(ローズウッド)製の平尾工房ファン・エイク直管ルネサンス・モデル(ピッチa'=466Hz)で

♪4/19
ジャン・ダニエル・ブラウン (Jean Daniel Braun ?-1740頃):
《横型フルートのためのバスなし曲集 Pièces sans Basse pour la Flute Traversiere》 /
ヨハン・ヨアヒム・クヴァンツ (Johann Joachim Quantz 1697-1773):
《クヴァンツのファンタジアとカプリース Fantasier og Capricier af Quanz》より 
アルマンド Allemanda,コッレンテ Corrente
※アルト・リコーダー (415Hz) で。

♪4/26
ヤコプ・ファン・エイク(Jacob van Eyck 蘭1590頃-蘭1657):
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より〈バタリBatali〉
※中世の絵画でもよく見られる片手吹きのテイバーパイプを使って!!

♪5/10
ヤコプ・ファン・エイク(Jacob van Eyck 1590頃-1657):
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より〈詩篇15篇 Psalm 15〉
※平尾エイク(ピッチa'=466Hz)

♪5/17
ヤコプ・ファン・エイク(Jacob van Eyck 1590頃-1657):
《笛の楽園》より〈我が恋人シレl'Amie Cillae〉
※平尾エイク(ピッチa'=466Hz)

♪5/24
ジョヴァンニ・バッサーノ (Giovanni Bassano 1558頃-1617):
《リチェルカーレ,パッサッジョ,カデンツ集``Ricercate, Passaggi et Cadentie''》(1585) より 
リチェルカーレ第4番 Ricercata quarta
※「ガナッシ・タイプ」のG管466Hzリコーダーで。

♪5/31
(確か変更したはず…)

♪6/7
エスタンピー:〈トリスタンの嘆き~ラ・ロッタ Lamento di Tristan / La rotta〉(14世紀)
※中世タイプの笛(調律はピタゴラス)を使う予定でしたが,右小指が届かないので,ガナッシG管466Hzにて。

♪6/14
ヤコプ・ファン・エイク(Jacob van Eyck 1590頃-1657):
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より〈迷える女王 Verdwaelde Koningin[ne]〉
※平尾エイク(ピッチa'=466Hz)

♪6/21
(確か変更したはず…)

♪6/28
ウィレム・ド・フェッシュ(Willem de Fesch 1687-1761):ソナタト長調 Sonata G-dur
※7/14演奏の予定曲。通底なしのソプラノ415Hzで。

♪7/5
マルコ・ウッチェッリーニ Marco Uccellini (1603/1610-1680):
アリア第5番〈ベルガマスカ〉Aria Quinta Sopra la Bergamasca
※7/14演奏の予定曲。通底なしで2声のうち第1パートのみ。平尾エイク442Hzで。

♪7/12
ジョン・ボールドウィン John Baldwine (Baldwin, Baldwyneとも書かれる) (1550頃-1615):
《ボールドウィン写本 The Baldwine Manuscript》より 〈カッコウ Coockow〉(1575-81)
※7/14演奏の予定曲。3声のうち第2パートのみ。アルト442Hzで。

♪7/19
(なし)

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