2013年12月04日
神山交響楽団2013年定期演奏会
まず,プログラムのごあいさつより引用いたします。
ご来場下さった皆さまに,遅ればせながら改めてお礼申し上げます。
所用で途中からの鑑賞でしたが、今年は音楽的で驚きました。
特に交響曲は、もちろん細かな事故はあったけど素晴らしかったと,指導していた立場からも思いました。
マエストロの指揮も,事故を未然に防ぐという指揮ではなくて,音楽的にこう表現しようという指揮だったように感じます。
また,終演後は例年でしたら号泣している人が多くて「部活の発表会」という感じでしたが,今回はそういう学生をほとんど見かけることはなくて,
「まだまだ演奏できます!」
という頼もしい感じで,最後まで集中力が高い演奏でした。
チャイコフスキーの第5番は5年前にも演奏しましたが,その時とは全く違う演奏になって,両方とも指導した立場としては大変興味深く聴くことになりました。
「師走に入りましたお忙しい中,お休みの日曜の午後にご来場頂き,心よりお礼申し上げます。
今年は,ベルリオーズ以外はチャイコフスキーの超有名曲2曲をお聴き頂くこととなりました。
チャイコフスキーを演奏する上での重要なことの一つは,体力でしょうか。
終楽章の終盤になってもffあるいはfffが延々と続く部分があったとしても,ロシアのオーケストラのようにパワフルに演奏し続けることが求められます。
それでこそ「のだめカンタービレ」のミルヒー(シュトレーゼマン)が言うところの「クネクネ」の振幅の大きさがはじめて表現できるように思います。
今回管打楽器を中心に指導をしてきましたが,私自身が普段演奏している4〜5人の小編成の17世紀イタリア初期バロックとは,規模こそ一見違うようですが,イタリアの「歌」の「情緒(アッフェット)」の濃さとどこか通じるチャイコフスキーの歌の世界を,学生たちが存分に表現してくれることを期待しています。」
ご来場下さった皆さまに,遅ればせながら改めてお礼申し上げます。
所用で途中からの鑑賞でしたが、今年は音楽的で驚きました。
特に交響曲は、もちろん細かな事故はあったけど素晴らしかったと,指導していた立場からも思いました。
マエストロの指揮も,事故を未然に防ぐという指揮ではなくて,音楽的にこう表現しようという指揮だったように感じます。
また,終演後は例年でしたら号泣している人が多くて「部活の発表会」という感じでしたが,今回はそういう学生をほとんど見かけることはなくて,
「まだまだ演奏できます!」
という頼もしい感じで,最後まで集中力が高い演奏でした。
チャイコフスキーの第5番は5年前にも演奏しましたが,その時とは全く違う演奏になって,両方とも指導した立場としては大変興味深く聴くことになりました。