2014年12月27日
笛ゼミ演奏会の様子がキャンパスフラッシュに載りました!
大学から取材がきていまして,写真をたくさん撮っていましたがそのうちの3つと,私とリコーダーのデュオをした村橋知佳さん(文3)と私にインタビューをした記事が載りました。
よろしければご覧下さいませ。
http://post.kyoto-su.ac.jp/s/w013/campus_flash/index.php?ID=2465
よろしければご覧下さいませ。
http://post.kyoto-su.ac.jp/s/w013/campus_flash/index.php?ID=2465
2014年12月23日
笛ゼミ演奏会,ご来場ありがとうございました!(写真付)
今年の笛ゼミ演奏会も無事に終了しました。
ご来場下さった皆さま,本当にありがとうございました!
今回は5号館1Fロビーに場所を移して行ないました。
ちょっと賑やかなところでしたのでしたが,それぞれのゼミの皆さんもしっかり演奏してくれたと思います。
写真も載せますが,諸般の事情から動画のキャプチャで小さめになっております。
演習IIは残念ながら大濱健悟くん(ギター)がウルトラタワー(avex)というバンドのレコーディングのために参加できませんでしたが,電子チェンバロと打楽器(ダプ)に乗せての《ディヴィジョン・フルート》(実際は《ディヴィジョン・ヴァイオリン》)から〈トレッツのグラウンド〉を演奏しました。
演習Iは笛ゼミ初めての笛ゼミらしいリコーダー・コンソート(アンサンブル)で,東江獏くんがインフルエンザで参加できなかったのがとても残念ですが,ボワモルティエのミュゼット(バグパイプ)のための組曲からサラバンドとリゴードンを吹きました。
演習Iの中で村橋知佳さんが6月に来て頂いた太田光子さんのリコーダーを聴いて本格的にやってみたいというのでずっと教えてきて,一度曲をボワモルティエから変更して今回のルイエのソナタを吹きました。
知佳さんにはチラシのデザイン,キャッチコピーも考えて頂きました。
基礎演習は色んな楽器を演奏する人がいて歌を歌う人もいましたので,バッハのカンタータ《心と口と行いと生活が》BWV147から「主よ人の望みの喜びよ」で有名な〈イエスは常に我が喜び〉を演奏しました。
また来年は違った形になりそうです。
場所はおそらく11号館ロビーに戻ります。
ご来場下さった皆さま,本当にありがとうございました!
今回は5号館1Fロビーに場所を移して行ないました。
ちょっと賑やかなところでしたのでしたが,それぞれのゼミの皆さんもしっかり演奏してくれたと思います。
写真も載せますが,諸般の事情から動画のキャプチャで小さめになっております。
演習IIは残念ながら大濱健悟くん(ギター)がウルトラタワー(avex)というバンドのレコーディングのために参加できませんでしたが,電子チェンバロと打楽器(ダプ)に乗せての《ディヴィジョン・フルート》(実際は《ディヴィジョン・ヴァイオリン》)から〈トレッツのグラウンド〉を演奏しました。
演習Iは笛ゼミ初めての笛ゼミらしいリコーダー・コンソート(アンサンブル)で,東江獏くんがインフルエンザで参加できなかったのがとても残念ですが,ボワモルティエのミュゼット(バグパイプ)のための組曲からサラバンドとリゴードンを吹きました。
演習Iの中で村橋知佳さんが6月に来て頂いた太田光子さんのリコーダーを聴いて本格的にやってみたいというのでずっと教えてきて,一度曲をボワモルティエから変更して今回のルイエのソナタを吹きました。
知佳さんにはチラシのデザイン,キャッチコピーも考えて頂きました。
基礎演習は色んな楽器を演奏する人がいて歌を歌う人もいましたので,バッハのカンタータ《心と口と行いと生活が》BWV147から「主よ人の望みの喜びよ」で有名な〈イエスは常に我が喜び〉を演奏しました。
また来年は違った形になりそうです。
場所はおそらく11号館ロビーに戻ります。
2014年12月07日
「笛ゼミ演奏会」(12/23,京産大5号館1F)※変更およびチラシ画像追加
笛ゼミ演奏会の曲目が固まり,曲順も変更されたのと,可愛いチラシをゼミ生でデザインクラブの村橋知佳さん(3回生)が作って下さいましたので,それも載せます。
今回はバロック音楽(おおよそ1600〜1750)のしかも1700年代の後期がメインになったのと,初めてリコーダーのアンサンブルが2つも入ったのが特徴です。
場所もこれまでの11号館1Fロビーの2倍はある5号館1Fロビーに場所を移して開催することになりました。
よろしければご飯食べながらでも見に来て下さいませ♪
【笛ゼミ演奏会2014】
「知らない」を、聴きに行く───
文化学部ゼミ生が奏でる、
ヨーロッパの美しい音楽たち。
「知らない」を、聴きに行く───
文化学部ゼミ生が奏でる、
ヨーロッパの美しい音楽たち。
■日時 12月23日(火・祝) 12:30〜13:00
■場所 5号館1Fロビー
■曲目(予定)
《ディヴィジョン・フルート》(1706) より
〈トレッツのグラウンド〉
竹内茂夫(リコーダー)
大濱健悟(ギター)
中田侑希(ダプ)
大前みのり(電子チェンバロ)
J.B.ド・ボワモルティエ (1689-1755)
2つのミュゼットのための6つの組曲 作品17 (1727) 第1組曲より
サラバンド,リゴードン
村橋知佳 小笠原貴博(リコーダーI)
岡田真美 幸崎大助 東江獏(リコーダーII)
J.B.ルイエ(ド・ガン)(1688-1720頃)
2つのフルートのための6つのソナタ ソナタヘ長調より
ラルゴ,ヴィヴァーチェ
村橋知佳(リコーダーI)
竹内茂夫(リコーダーII)
J.S.バッハ (1685-1750)
カンタータ《心と口と行いと生活が》BWV147 (1723) より
コラール〈イエスは常に我が喜び〉
宮崎安奈(ソプラノ)
竹内茂夫(アルト)
美濃部勝哉(テノール)
平林萌(ヴァイオリンI)
荒木紅見子(ヴァイオリンII)
井上沙矢加(マンドラ)
森本希織(Eベース)
高橋小鈴(電子オルガン)
呉田愛里花(電子オルガン)
佐々木佳瑚(指揮)
2014年11月12日
【音楽文化論B】でのリコーダー2014
毎年書いていると,少しずつ違ってきているのがわかって,自分でも面白いです。
ファン・エイクばかりだったのが,既存の歌にディミニューションを施した曲が増えてきているのと,今年からバロック・ギターの曲が入ってきました。
9/25
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck(1590頃-1657):
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof》より
〈天にまします我らの父よOnse Vader in Hemelryk〉
10/2
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck(1590頃-1657):
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof》より
〈詩篇134篇Psalm 134〉
10/9
ジョヴァンニ・バッサーノ (Giovanni Bassano 1558頃-1617):
《モテット,マドリガーレ,フランス風カンツォン集Motetti, madrigali et canzone francese》(1591)より
〈アヴェ・マリアAve Maria〉に基づくディミニューション
10/16
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck (1590頃-1657):
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof》より
〈朝のシルヴェスターSilvester inde Morgenstont〉
10/23
作者不詳:
《ディヴィジョン・フルートThe Division Flute》(1706, 1708)より
〈グリーンスリーヴズ〉によるグラウンドGreen Sleeves to a Ground
10/30
ジョヴァンニ・バッティスタ・スパーディ (?-1609/24):
《段階ごとの上行と下行のパッサッジョの書Libro de passaggi ascendenti, et descendenti di grado per grado》(1624,ヴェネツィア)より
チプリアーノ・ディ・ローレCipriano di Rore〈別れの時にはAncor che co'l partire〉に基づくディミニューション
11/6
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck (1590頃-1657):
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof》より
〈我が愛しのアマリッリAmarilli mia bella〉
ファン・エイクばかりだったのが,既存の歌にディミニューションを施した曲が増えてきているのと,今年からバロック・ギターの曲が入ってきました。
9/25
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck(1590頃-1657):
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof》より
〈天にまします我らの父よOnse Vader in Hemelryk〉
10/2
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck(1590頃-1657):
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof》より
〈詩篇134篇Psalm 134〉
10/9
ジョヴァンニ・バッサーノ (Giovanni Bassano 1558頃-1617):
《モテット,マドリガーレ,フランス風カンツォン集Motetti, madrigali et canzone francese》(1591)より
〈アヴェ・マリアAve Maria〉に基づくディミニューション
10/16
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck (1590頃-1657):
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof》より
〈朝のシルヴェスターSilvester inde Morgenstont〉
10/23
作者不詳:
《ディヴィジョン・フルートThe Division Flute》(1706, 1708)より
〈グリーンスリーヴズ〉によるグラウンドGreen Sleeves to a Ground
10/30
ジョヴァンニ・バッティスタ・スパーディ (?-1609/24):
《段階ごとの上行と下行のパッサッジョの書Libro de passaggi ascendenti, et descendenti di grado per grado》(1624,ヴェネツィア)より
チプリアーノ・ディ・ローレCipriano di Rore〈別れの時にはAncor che co'l partire〉に基づくディミニューション
11/6
ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck (1590頃-1657):
《笛の楽園Der Fluyten Lust-hof》より
〈我が愛しのアマリッリAmarilli mia bella〉
2014年11月04日
【速報】笛ゼミ演奏会(12/23)予定曲目
12/23(火・祝) 12:30〜13:00に5号館1Fロビーにて予定している
のプログラムの骨組みができたので,メモ代わりに記しておこうと思います。
今回は,全体合奏は今のところ難しそうなので入れていませんが,各ゼミでの演奏はそれぞれ特色があって,今年も面白いものになりそうです!
よろしければご飯食べながらでも見に来て下さいませ♪
【笛ゼミ演奏会2015】
■日時 12月23日(火・祝) 12:30〜13:00
■場所 5号館1Fロビー
■曲目(予定)
J.S.バッハ (1685-1750)
コラール〈イエスは常に我が喜び〉
カンタータ《心と口と行いと生活が》BWV147 (1723) より
宮崎安奈(ソプラノ)
竹内茂夫(アルト)
美濃部勝哉(テノール)
平林萌(ヴァイオリンI)
荒木紅見子(ヴァイオリンII)
井上沙矢加(マンドラ)
森本希織(Eベース)
高橋小鈴(電子オルガン)
呉田愛里花(電子オルガン)
佐々木佳瑚(指揮)
J.B.ド・ボワモルティエ (1689-1755)
サラバンド 他
2つのミュゼットのための6つの組曲 作品17 (1727) 第1組曲より
村橋知佳 小笠原貴博(リコーダーI)
岡田真美 幸崎大助 東江獏(リコーダーII)
J.B.ルイエ(ド・ガン)(1688-1720頃)
ヴィヴァーチェ 他
2つのフルートのための6つのソナタ ソナタヘ長調より
村橋知佳(リコーダーI)
竹内茂夫(リコーダーII)
〈トレッツのグラウンド〉
《ディヴィジョン・フルート》(1706) より
竹内茂夫(リコーダー)
大濱健悟(ギター)
中田侑希(ダプ)
大前みのり(電子チェンバロ)
笛ゼミ演奏会2014
のプログラムの骨組みができたので,メモ代わりに記しておこうと思います。
今回は,全体合奏は今のところ難しそうなので入れていませんが,各ゼミでの演奏はそれぞれ特色があって,今年も面白いものになりそうです!
よろしければご飯食べながらでも見に来て下さいませ♪
【笛ゼミ演奏会2015】
■日時 12月23日(火・祝) 12:30〜13:00
■場所 5号館1Fロビー
■曲目(予定)
J.S.バッハ (1685-1750)
コラール〈イエスは常に我が喜び〉
カンタータ《心と口と行いと生活が》BWV147 (1723) より
宮崎安奈(ソプラノ)
竹内茂夫(アルト)
美濃部勝哉(テノール)
平林萌(ヴァイオリンI)
荒木紅見子(ヴァイオリンII)
井上沙矢加(マンドラ)
森本希織(Eベース)
高橋小鈴(電子オルガン)
呉田愛里花(電子オルガン)
佐々木佳瑚(指揮)
J.B.ド・ボワモルティエ (1689-1755)
サラバンド 他
2つのミュゼットのための6つの組曲 作品17 (1727) 第1組曲より
村橋知佳 小笠原貴博(リコーダーI)
岡田真美 幸崎大助 東江獏(リコーダーII)
J.B.ルイエ(ド・ガン)(1688-1720頃)
ヴィヴァーチェ 他
2つのフルートのための6つのソナタ ソナタヘ長調より
村橋知佳(リコーダーI)
竹内茂夫(リコーダーII)
〈トレッツのグラウンド〉
《ディヴィジョン・フルート》(1706) より
竹内茂夫(リコーダー)
大濱健悟(ギター)
中田侑希(ダプ)
大前みのり(電子チェンバロ)
2014年09月19日
【笛ゼミ】竹山木管楽器製作所見学
今日は,竹山木管楽器製作所/アンリュウ リコーダーギャラリーの皆さまにお世話になって,リコーダーの工房を見学させていただきました。
13名の参加で,皆さん熱心に,特に2回生の皆さんが熱心に聞いてくれていたように思います。
私は3度目ですが,毎回何かが変わっており(特にリコーダーを作る材料が変わってきている)いつも勉強になります。
ホールにおいてある久保田チェンバロも久しぶりでした。
ショップの方は,珍しくラフィ・モデルのテナーが置いてあって,吹いてみたら大変魅力的なリコーダーで,多いに心動かされました。
今日出席した皆さんにはミニレポートを書いてもらいますが,どのような感想が出てくるのか楽しみです。
13名の参加で,皆さん熱心に,特に2回生の皆さんが熱心に聞いてくれていたように思います。
私は3度目ですが,毎回何かが変わっており(特にリコーダーを作る材料が変わってきている)いつも勉強になります。
ホールにおいてある久保田チェンバロも久しぶりでした。
ショップの方は,珍しくラフィ・モデルのテナーが置いてあって,吹いてみたら大変魅力的なリコーダーで,多いに心動かされました。
今日出席した皆さんにはミニレポートを書いてもらいますが,どのような感想が出てくるのか楽しみです。
2014年09月18日
【公演&講演】旧約聖書と楽器〜ギターとリラとリコーダー〜(9/23松江)
リコーダーを8本,そしてバロック・ギター,あとはリラ(ライヤー)を持っていく予定です。
【チラシ文面より】
楽器から旧約聖書を見てみると…。
どなたにもお楽しみいただける演奏&講演会です。
西日本福音ルーテル教会 山陰西部地区信徒研修会
旧約聖書と楽器 ~ギターとリラとリコーダー~
奏者・講師 竹内 茂夫 氏
予定曲目 J.ファン・エイク:《笛の楽園》より
〈みどり子我らに生まれり〉
〈天にまします我らの父よ〉
〈詩篇134〉他
日時:2014年9月23日(火・祝)10:30〜15:00
場所:松江福音ルーテル教会 松江市外中原町117
*参加費無料(席上献金がございます)
*昼食は各自ご準備ください。
*申込は、9月16日(火)までに参加人数をご連絡ください(お問い合わせ下さい)。
申込・問い合わせ 松江教会:
Tel/Fax 0852-21-5618
e-mail matsue_wjelc@ybb.ne.jp
≪プログラム≫
10:30 開会
10:45 演奏
12:15 昼食(休憩)
13:15 講演
14:45 閉会礼拝
15:00 閉会
【チラシ文面より】
楽器から旧約聖書を見てみると…。
どなたにもお楽しみいただける演奏&講演会です。
西日本福音ルーテル教会 山陰西部地区信徒研修会
旧約聖書と楽器 ~ギターとリラとリコーダー~
奏者・講師 竹内 茂夫 氏
予定曲目 J.ファン・エイク:《笛の楽園》より
〈みどり子我らに生まれり〉
〈天にまします我らの父よ〉
〈詩篇134〉他
日時:2014年9月23日(火・祝)10:30〜15:00
場所:松江福音ルーテル教会 松江市外中原町117
*参加費無料(席上献金がございます)
*昼食は各自ご準備ください。
*申込は、9月16日(火)までに参加人数をご連絡ください(お問い合わせ下さい)。
申込・問い合わせ 松江教会:
Tel/Fax 0852-21-5618
e-mail matsue_wjelc@ybb.ne.jp
≪プログラム≫
10:30 開会
10:45 演奏
12:15 昼食(休憩)
13:15 講演
14:45 閉会礼拝
15:00 閉会
2013年12月08日
12/18斉藤氏(リコーダー)チラシ(差し替え)
http://atake.kyo2.jp/e433037.htmlで記したリコーダーの講演ですが,斉藤さんから写真が届いたので,それを入れてチラシを作りました!
(12/7)少しだけレイアウトを変更しましたので,チラシを差し替えました。
2013年12月08日
オランダ在住の日本人リコーダー製作家・演奏家来たる!(12/18,神山ホール)
京都産業大学文化学部聴覚文化セミナー/
音楽文化論特別講義2013秋
「リコーダーの変遷」
オランダ在住の日本人リコーダー製作家・演奏家来たる!
斉藤 文誉(さいとう ふみたか)
講演概要
リコーダー製作およびオリジナル楽器を復元する立場から,中世,後期中世初期ルネッサンス期,ルネッサンス期,初期バロック,後期バロックのそれぞれリコーダーについて,Power Pointでの資料を提示しながらのお話と,さらにCD観賞,実演でソロまたはデュオ(共演:竹内茂夫)にて聴くことができる,関西では滅多にない貴重な機会です!
プロフィール
立教高校在学中にリコーダー製作を決意し,多田逸郎氏にリコーダー演奏を師事。高校卒業後,渡独。フライブルグにてG・シェック氏に,1981年からバーゼル・スコラ・カントルムにてM・ピゲ氏に師事。在学中ピゲ氏所有のオリジナル,ステンズビー Jr.のアルト・リコーダーを参考に独学でリコーダー製作を開始。1985年チューリッヒ音楽院でM・ヴァイレンマン氏に,1987年からアムステルダム・スヴェーリンク音楽院でW・ファン・ハウヴェ氏に師事,92年同音学院を卒業。ミュージックアカデミーでJ・ファン・ヴィンガルデン氏に師事。以降,主にリコーダー製作活動に従事。現在,北ヨーロッパ15世紀の音楽を演奏するAventureメンバー。アムステルダム在住。
ドイツ・カルフ・リコーダー国際コンクールにて1989年最優秀後期バロック演奏賞,'92年リコーダーアンサンブル部門第3位を受賞。'90・'93ブルージュ国際古楽コンクール・ソロ楽器部門にて栄誉賞受賞。
日時 2013年12月18日(水)
開演17:30(開場17:00)
場所 神山ホール大ホール
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山京都産業大学内(上賀茂神社裏)
※駐車場はございません。
京都市営地下鉄 国際会館駅下車 京都バス40系統で10分
京都市営地下鉄 北大路駅下車 京都市バス北3系統で15〜20分
その他アクセスについては下記をご覧下さい。
http://www.kyoto-su.ac.jp/access.html
入場料 無料
問合せ 竹内 茂夫(こちらにメッセージ下さいませ)
後援 京都産業大学文化学部
音楽文化論特別講義2013秋
「リコーダーの変遷」
オランダ在住の日本人リコーダー製作家・演奏家来たる!
斉藤 文誉(さいとう ふみたか)
講演概要
リコーダー製作およびオリジナル楽器を復元する立場から,中世,後期中世初期ルネッサンス期,ルネッサンス期,初期バロック,後期バロックのそれぞれリコーダーについて,Power Pointでの資料を提示しながらのお話と,さらにCD観賞,実演でソロまたはデュオ(共演:竹内茂夫)にて聴くことができる,関西では滅多にない貴重な機会です!
プロフィール
立教高校在学中にリコーダー製作を決意し,多田逸郎氏にリコーダー演奏を師事。高校卒業後,渡独。フライブルグにてG・シェック氏に,1981年からバーゼル・スコラ・カントルムにてM・ピゲ氏に師事。在学中ピゲ氏所有のオリジナル,ステンズビー Jr.のアルト・リコーダーを参考に独学でリコーダー製作を開始。1985年チューリッヒ音楽院でM・ヴァイレンマン氏に,1987年からアムステルダム・スヴェーリンク音楽院でW・ファン・ハウヴェ氏に師事,92年同音学院を卒業。ミュージックアカデミーでJ・ファン・ヴィンガルデン氏に師事。以降,主にリコーダー製作活動に従事。現在,北ヨーロッパ15世紀の音楽を演奏するAventureメンバー。アムステルダム在住。
ドイツ・カルフ・リコーダー国際コンクールにて1989年最優秀後期バロック演奏賞,'92年リコーダーアンサンブル部門第3位を受賞。'90・'93ブルージュ国際古楽コンクール・ソロ楽器部門にて栄誉賞受賞。
日時 2013年12月18日(水)
開演17:30(開場17:00)
場所 神山ホール大ホール
〒603-8555 京都市北区上賀茂本山京都産業大学内(上賀茂神社裏)
※駐車場はございません。
京都市営地下鉄 国際会館駅下車 京都バス40系統で10分
京都市営地下鉄 北大路駅下車 京都市バス北3系統で15〜20分
その他アクセスについては下記をご覧下さい。
http://www.kyoto-su.ac.jp/access.html
入場料 無料
問合せ 竹内 茂夫(こちらにメッセージ下さいませ)
後援 京都産業大学文化学部
2013年12月04日
神山交響楽団2013年定期演奏会
まず,プログラムのごあいさつより引用いたします。
ご来場下さった皆さまに,遅ればせながら改めてお礼申し上げます。
所用で途中からの鑑賞でしたが、今年は音楽的で驚きました。
特に交響曲は、もちろん細かな事故はあったけど素晴らしかったと,指導していた立場からも思いました。
マエストロの指揮も,事故を未然に防ぐという指揮ではなくて,音楽的にこう表現しようという指揮だったように感じます。
また,終演後は例年でしたら号泣している人が多くて「部活の発表会」という感じでしたが,今回はそういう学生をほとんど見かけることはなくて,
「まだまだ演奏できます!」
という頼もしい感じで,最後まで集中力が高い演奏でした。
チャイコフスキーの第5番は5年前にも演奏しましたが,その時とは全く違う演奏になって,両方とも指導した立場としては大変興味深く聴くことになりました。
「師走に入りましたお忙しい中,お休みの日曜の午後にご来場頂き,心よりお礼申し上げます。
今年は,ベルリオーズ以外はチャイコフスキーの超有名曲2曲をお聴き頂くこととなりました。
チャイコフスキーを演奏する上での重要なことの一つは,体力でしょうか。
終楽章の終盤になってもffあるいはfffが延々と続く部分があったとしても,ロシアのオーケストラのようにパワフルに演奏し続けることが求められます。
それでこそ「のだめカンタービレ」のミルヒー(シュトレーゼマン)が言うところの「クネクネ」の振幅の大きさがはじめて表現できるように思います。
今回管打楽器を中心に指導をしてきましたが,私自身が普段演奏している4〜5人の小編成の17世紀イタリア初期バロックとは,規模こそ一見違うようですが,イタリアの「歌」の「情緒(アッフェット)」の濃さとどこか通じるチャイコフスキーの歌の世界を,学生たちが存分に表現してくれることを期待しています。」
ご来場下さった皆さまに,遅ればせながら改めてお礼申し上げます。
所用で途中からの鑑賞でしたが、今年は音楽的で驚きました。
特に交響曲は、もちろん細かな事故はあったけど素晴らしかったと,指導していた立場からも思いました。
マエストロの指揮も,事故を未然に防ぐという指揮ではなくて,音楽的にこう表現しようという指揮だったように感じます。
また,終演後は例年でしたら号泣している人が多くて「部活の発表会」という感じでしたが,今回はそういう学生をほとんど見かけることはなくて,
「まだまだ演奏できます!」
という頼もしい感じで,最後まで集中力が高い演奏でした。
チャイコフスキーの第5番は5年前にも演奏しましたが,その時とは全く違う演奏になって,両方とも指導した立場としては大変興味深く聴くことになりました。
2013年11月26日
笛ゼミ演奏会,多数のご来場ありがとうございました!
今年も多数ご来場頂き、ありがとうございました!
立ち見の方も大勢になって申し訳ありませんでした…。
そういうこともありまして,来年は演奏者も全員では最低14名になりますし,5号館ロビーあたりに場所を変更するかもしれません。
ゼミ生たちも楽しく,またステキな音を奏でてくれたようです♪
今日演奏したことが今後何かの拍子に活かされれば,担当教員としては嬉しく思っています。
最後の全体合奏の動画キャプチャ画像を貼っておきます。
重ねて,ご来場ありがとうございました!
立ち見の方も大勢になって申し訳ありませんでした…。
そういうこともありまして,来年は演奏者も全員では最低14名になりますし,5号館ロビーあたりに場所を変更するかもしれません。
ゼミ生たちも楽しく,またステキな音を奏でてくれたようです♪
今日演奏したことが今後何かの拍子に活かされれば,担当教員としては嬉しく思っています。
最後の全体合奏の動画キャプチャ画像を貼っておきます。
重ねて,ご来場ありがとうございました!
2013年11月23日
2013年11月13日
笛ゼミ演奏会,大学のHPにも載せてもらいました!
次のURLです!
京都産業大学 文化学部 国際文化学科/
「笛ゼミ演奏会2013」 開催!
http://www.kyoto-su.ac.jp/department/fcsi/news/20131126_concert.html
京都産業大学 文化学部 国際文化学科/
「笛ゼミ演奏会2013」 開催!
http://www.kyoto-su.ac.jp/department/fcsi/news/20131126_concert.html
2013年11月12日
笛ゼミ演奏会(11/26,京産大11号館)
去年も行ないました「笛ゼミ演奏会」を,今年は1ヶ月早く行ないます。
昨年も演奏しました初期バロック,ルネサンス音楽の他に,今年は中世のノートルダム楽派の多声音楽(オルガヌム)に挑戦します!!
火曜日のお昼休みですが,学生たちの演奏をぜひ聴きに来て下さい!
お待ちしております。
日時 11月26日(火) 12:30〜13:00
場所 11号館1Fロビー(京都産業大学)
−出演−
ヨーロッパ演習II
深澤 太一(クラシック・ギター)
ヨーロッパ演習I
大濱 健悟(歌)
大前 みのり(iPad管楽器)
中田 侑希(iPad管楽器)
ヨーロッパ基礎演習
岡田 真美(トロンボーン)
幸崎 大助(ベース)
佐渡 志帆子(電子チェンバロ)
東江 獏(iPad打楽器)
小笠原 貴博(iPad打楽器)
演習担当教員
竹内 茂夫(歌,リコーダー)
−曲目(予定)−
ジローラモ・フレスコバルディ (1583-1643)
《トッカータ第2巻》(1627)より
アリア〈ラ・フレスコバルダ〉
《カンツォン集第1巻》(1628)より
カンツォン第2番
ペロティヌス(1200頃活躍)
《オルガヌム大全》(13世紀)より
〈アレルヤ,乙女マリアのほまれある御誕生〉
ティールマン・スザート(1500/15-1570以降)
《ダンスリー 音楽本第3巻》(1551)より
バス・ダンス 田園舞曲〈石を持たずに〉
パヴァーヌ〈戦い〉
昨年も演奏しました初期バロック,ルネサンス音楽の他に,今年は中世のノートルダム楽派の多声音楽(オルガヌム)に挑戦します!!
火曜日のお昼休みですが,学生たちの演奏をぜひ聴きに来て下さい!
お待ちしております。
笛ゼミ演奏会
日時 11月26日(火) 12:30〜13:00
場所 11号館1Fロビー(京都産業大学)
−出演−
ヨーロッパ演習II
深澤 太一(クラシック・ギター)
ヨーロッパ演習I
大濱 健悟(歌)
大前 みのり(iPad管楽器)
中田 侑希(iPad管楽器)
ヨーロッパ基礎演習
岡田 真美(トロンボーン)
幸崎 大助(ベース)
佐渡 志帆子(電子チェンバロ)
東江 獏(iPad打楽器)
小笠原 貴博(iPad打楽器)
演習担当教員
竹内 茂夫(歌,リコーダー)
−曲目(予定)−
ジローラモ・フレスコバルディ (1583-1643)
《トッカータ第2巻》(1627)より
アリア〈ラ・フレスコバルダ〉
《カンツォン集第1巻》(1628)より
カンツォン第2番
ペロティヌス(1200頃活躍)
《オルガヌム大全》(13世紀)より
〈アレルヤ,乙女マリアのほまれある御誕生〉
ティールマン・スザート(1500/15-1570以降)
《ダンスリー 音楽本第3巻》(1551)より
バス・ダンス 田園舞曲〈石を持たずに〉
パヴァーヌ〈戦い〉
2013年11月07日
音楽文化論Bでのリコーダー演奏2013
「本日のバロック音楽」として演奏した曲です。
9/19
♪ヤコプ・ファン・エイク Jacob van Eyck(1590頃-1657)
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より
〈天にまします我らの父よ Onse Vader in Hemelryk〉
9/26
♪ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck(1590頃-1657)
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より
〈詩篇134篇 Psalm 134〉
10/3(お休み)
10/10
♪ジョヴァンニ・バッサーノ (Giovanni Bassano 1558頃-1617)
《モテット,マドリガーレ,フランス風カンツォン集 Motetti, madrigali et canzone francese》(1591)より
オルランド・ディ・ラッソ Orlando di Lasso〈シュザンヌはある日 Susanne un jour〉に基づくディミニューション
10/17(お休み)
10/24
♪作者不詳:《ディヴィジョン・フルート The Division Flute》(1706, 1708)より
〈グリーンスリーヴズ〉によるグラウンド Green Sleeves to a Ground
クラシック・ギター:深澤太一(文4)
10/31
♪ジョヴァンニ・バッティスタ・スパーディ (?-1609/24)
《段階ごとの上行と下行のパッサッジョの書 Libro de passaggi ascendenti, et descendenti di grado per grado》(1624,ヴェネツィア)より
チプリアーノ・ディ・ローレ Cipriano di Rore〈別れの時にはAncor che co'l partire〉に基づくディミニューション
11/7
♪ヤコプ・ファン・エイク Jacob van Eyck(1590頃-1657)
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より
〈我が愛しのアマリッリ Amarilli mia bella〉
11/14(お休み)
11/21
♪ベネデット・マルチェッロ Benedetto Marcello (1686-1739):
《フラウト・ソロのための12のソナタ XII Suonate a Flauto Solo》より
ソナタ第12番 Sonata XIIより チャッコーナ Ciaccona
11/28
♪ジャック・マルタン・オトテール「ル・ロマン」Jacques-Martin Hotteterre "le Romain'' (1674-1763):
《プレリュードの技法 L'Art de Preluder》作品7より フリュート・ア・ベックためのプレリュード Preludes pour la Flûte-a-becより
ト短調(中庸に-中庸に-陽気に)G Mineure (Moderé - Moderé - Gay)
12/5
♪(i)ヘンリー・パーセル Henry Purcell (1659-95):
《リコーダーのための前奏曲とヴォランタリー選集 Preludes and Voluntaries》(1708)より
前奏曲 Prelude ZN.773
♪(ii)ダニエル・パーセル Daniel Purcell (1664頃-1717):
《ディヴィジョン・フルート The Division Flute》(1706, 1708)より
前奏曲 Prelude
9/19
♪ヤコプ・ファン・エイク Jacob van Eyck(1590頃-1657)
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より
〈天にまします我らの父よ Onse Vader in Hemelryk〉
9/26
♪ヤコプ・ファン・エイクJacob van Eyck(1590頃-1657)
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より
〈詩篇134篇 Psalm 134〉
10/3(お休み)
10/10
♪ジョヴァンニ・バッサーノ (Giovanni Bassano 1558頃-1617)
《モテット,マドリガーレ,フランス風カンツォン集 Motetti, madrigali et canzone francese》(1591)より
オルランド・ディ・ラッソ Orlando di Lasso〈シュザンヌはある日 Susanne un jour〉に基づくディミニューション
10/17(お休み)
10/24
♪作者不詳:《ディヴィジョン・フルート The Division Flute》(1706, 1708)より
〈グリーンスリーヴズ〉によるグラウンド Green Sleeves to a Ground
クラシック・ギター:深澤太一(文4)
10/31
♪ジョヴァンニ・バッティスタ・スパーディ (?-1609/24)
《段階ごとの上行と下行のパッサッジョの書 Libro de passaggi ascendenti, et descendenti di grado per grado》(1624,ヴェネツィア)より
チプリアーノ・ディ・ローレ Cipriano di Rore〈別れの時にはAncor che co'l partire〉に基づくディミニューション
11/7
♪ヤコプ・ファン・エイク Jacob van Eyck(1590頃-1657)
《笛の楽園 Der Fluyten Lust-hof》より
〈我が愛しのアマリッリ Amarilli mia bella〉
11/14(お休み)
11/21
♪ベネデット・マルチェッロ Benedetto Marcello (1686-1739):
《フラウト・ソロのための12のソナタ XII Suonate a Flauto Solo》より
ソナタ第12番 Sonata XIIより チャッコーナ Ciaccona
11/28
♪ジャック・マルタン・オトテール「ル・ロマン」Jacques-Martin Hotteterre "le Romain'' (1674-1763):
《プレリュードの技法 L'Art de Preluder》作品7より フリュート・ア・ベックためのプレリュード Preludes pour la Flûte-a-becより
ト短調(中庸に-中庸に-陽気に)G Mineure (Moderé - Moderé - Gay)
12/5
♪(i)ヘンリー・パーセル Henry Purcell (1659-95):
《リコーダーのための前奏曲とヴォランタリー選集 Preludes and Voluntaries》(1708)より
前奏曲 Prelude ZN.773
♪(ii)ダニエル・パーセル Daniel Purcell (1664頃-1717):
《ディヴィジョン・フルート The Division Flute》(1706, 1708)より
前奏曲 Prelude
2013年09月18日
リコーダーで聴くキリスト教バロック音楽(9/28,神戸バイブルハウス)
チラシには書いてありませんが,ファン・エイクの《笛の楽園》で辿るイエスの生涯など,宗教曲を元にした16〜17世紀のリコーダー無伴奏変奏曲やディミニューション(大きな音符を細かく分割することによる装飾),その他当時演奏されていたであろうリチェルカーレ(モチーフの模倣はあるものの当時は即興的な器楽曲)を演奏いたします。
■日時 2013年9月28日(土) 14:00〜15:30
■場所 神戸バイブルハウス
(ホテル1-2-3ビル2F
三宮駅より徒歩10分)
http://kbh.web9.jp/modules/eguide/event.php?eid=247
■入場料 1,000円(事前申込),1,200円(当日)
■予定曲目
ヤコプ・ファン・エイク (1590頃-1657):
《笛の楽園》より
♪マリアの賛歌〔マニフィカート〕
♪ひとり子我らに生まれり(参照:讃美歌第II篇101)
♪天にまします我らの父よ(詞:ルター。讃美歌第II篇94)
♪詩篇68〔または詩篇36「人よ汝が罪の」。
讃美歌第II篇99, 110,新聖歌119〕
♪詩篇134〔または「古詩篇100」「天地こぞりて」。
讃美歌4, 5, 539,新聖歌60〕
ジョヴァンニ・バッサーノ (1558頃-1617)
♪ディミニューション
♪リチェルカーレ
他 続きを読む
■日時 2013年9月28日(土) 14:00〜15:30
■場所 神戸バイブルハウス
(ホテル1-2-3ビル2F
三宮駅より徒歩10分)
http://kbh.web9.jp/modules/eguide/event.php?eid=247
■入場料 1,000円(事前申込),1,200円(当日)
■予定曲目
ヤコプ・ファン・エイク (1590頃-1657):
《笛の楽園》より
♪マリアの賛歌〔マニフィカート〕
♪ひとり子我らに生まれり(参照:讃美歌第II篇101)
♪天にまします我らの父よ(詞:ルター。讃美歌第II篇94)
♪詩篇68〔または詩篇36「人よ汝が罪の」。
讃美歌第II篇99, 110,新聖歌119〕
♪詩篇134〔または「古詩篇100」「天地こぞりて」。
讃美歌4, 5, 539,新聖歌60〕
ジョヴァンニ・バッサーノ (1558頃-1617)
♪ディミニューション
♪リチェルカーレ
他 続きを読む
2013年07月08日
【ゼミ】神戸国際大学オルガン見学(7/6)
土曜日は学生たちを連れての,パイプオルガン演奏観賞と見学に行きました。
1人急に来れなくなったので(連絡あり),学生たちは5名。
会場は初めて行く,海沿いの小さな大学で,四角形の敷地で対角線だと10分くらいで行けてしまいます。
普段は山の中に仕事に行っていますし,学生たちも「海,いいなぁ」という感想。
演奏会場のチャペルはコンパクトな感じでした。
お世話になる先生にごあいさつをして中へ。
オルガンも,個人的に慣れ親しんでいる神戸松蔭とは全く違って,こちらもコンパクト。
演奏者が見えるというのも新鮮。
最初のMCによると,今日の「七夕コンサート」,今年はこの「ルナ」の7年目の誕生日ということで,ビルダーのC.B. FIsk社のSteven Dieck氏が来られていて,後で少しお話しした。
演奏者の方は写真とはずいぶん違う印象。
メガネをかけてて髪形も違うからかも。
曲目はチラシ以外に現代の作曲家が2人。
曲順はほぼ古い順。
ということで,バッハが最初。
優しい音色というのが第一印象。
ペダルの32分音符は左右で。
アダージョは割と淡々と。
後半伸ばしているaの途中で音色を変えるとは!
それにしても威圧的でないバッハ。
次に,ド・グリニー。
4曲目のストップが指定されていて頻繁に変わるのを2段鍵盤でどうするのかと思っていたら,サポートの方がその時その時で変えていた。
あとで伺ったら,その男性の方も優れたオルガニストだということ。
これは曲や演奏を知らないとできないことなので納得。
とはいえ,神戸松蔭の17世紀フランス様式のオルガンでド・グリニー他フレンチを聴き慣れているものと比べると,あらゆる点が異なっていたという印象。
次が,ジェルメーヌ・タイユフェールの「夜想曲」。
フランス6人組の中の唯一の女性作曲家。
調べると1977年作だけど,とても聞きやすい曲だった。
そして楽しみだったメシアン。
「天使たち」は手中にある演奏という感じで,かなり面白く聴けた。
メシアン独特のというか彼の好みの音列が,生演奏だとなるほどという感じ。
「天上の宴」は楽譜の指定よりはかなり速めの演奏。
ペダルにリード管のそれも高目の音で,しかもスタッカート+テヌートのフレーズが本当に面白い。
ホルストの『惑星』のどこかを思わせたり,ふと萩尾望都の漫画を思い出したり。
最後のペダルは32’が指定されていてどうするのかなと思っていたら,16'(実際は2ストップ)でも十分良く鳴るオルガンでありチャペル。
次が演奏者自作の「『たなばた』による幻想曲」。
先日松蔭で聴いたヨス・ファン・デル・コーイのように即興なのかなと思ったら,割と作り込んである感じの,ストーリーを持つ短い組曲?
特定のモチーフが繰り返し出てくる感じ。
MCでは竹の話。
「しなやかに生きる」ということ。
それを受けて,最後がシャルル=マリー・ヴィドールの(オルガン)交響曲第5番作品42(-1) (1885/1915)よりiv.アダージョとv.(トッカータ)アレグロ。
アダージョは優しく,アレグロは励ましや強さの表現とのこと。
非常にわかりやすいというか,特にアレグロは決まった音型が上で繰り返されてペダルに旋律が表れるという構成。
ググってみたら,この第5楽章は欧米では結婚式に使われるとのこと。
道理でどこかで聞いたことがある気がした。
ヴィドールの楽譜がIMSLPにあるから見てみると,ストップの指定とか懐かしい。
オルガンを習っていた時の曲の楽譜がこんな感じ。
その時と違って,今は17世紀あたりの対位法の曲を弾いている方が好きなので(大して弾けはしないけど),こうした曲を聞くとなるほどなぁと思うだけになってしまうけど,一般には受けるとは思う。
今日のオルガニストさんは,私の印象では20世紀の曲がお得意なのかなと思った。
メシアンは不協和音も決してうるさくならずクリア。
終演後,少しオルガン構造見学を。
学生たちも少し弾かせてもらったり。
Dieck氏に調律が気になったので聞いてみると,
「ほぼ平均律だけど,ヘ長調がキレイに響くようにしているFisk 2」
とのこと。
なぜヘ長調?の質問には,
「ハ長調、ト長調とともに重要な和音だから」
ということ。
鍵盤は,ともかく軽い。
松蔭のようなクラシックなオルガンからすると,相当軽いという印象。
あと,会場の大学の先生によると
「今日の方はとてもクリアな音で弾かれた。
これだけストップがあると色々使いたくなるんですけど」
とのこと。
ストップの選択は,奏者が表れてしまうだけに(自分でもオルガンを一応弾くだけに)恐ろしくもある。
ということで,神戸松蔭とは全く違うオルガンを聴けたのは,とても良かった。
学生たちにも簡単に感想を聞いたら,それぞれに感じるものがあった様子。
短いレポートを書いてもらうので楽しみ。
1人急に来れなくなったので(連絡あり),学生たちは5名。
会場は初めて行く,海沿いの小さな大学で,四角形の敷地で対角線だと10分くらいで行けてしまいます。
普段は山の中に仕事に行っていますし,学生たちも「海,いいなぁ」という感想。
演奏会場のチャペルはコンパクトな感じでした。
お世話になる先生にごあいさつをして中へ。
オルガンも,個人的に慣れ親しんでいる神戸松蔭とは全く違って,こちらもコンパクト。
演奏者が見えるというのも新鮮。
最初のMCによると,今日の「七夕コンサート」,今年はこの「ルナ」の7年目の誕生日ということで,ビルダーのC.B. FIsk社のSteven Dieck氏が来られていて,後で少しお話しした。
演奏者の方は写真とはずいぶん違う印象。
メガネをかけてて髪形も違うからかも。
曲目はチラシ以外に現代の作曲家が2人。
曲順はほぼ古い順。
ということで,バッハが最初。
優しい音色というのが第一印象。
ペダルの32分音符は左右で。
アダージョは割と淡々と。
後半伸ばしているaの途中で音色を変えるとは!
それにしても威圧的でないバッハ。
次に,ド・グリニー。
4曲目のストップが指定されていて頻繁に変わるのを2段鍵盤でどうするのかと思っていたら,サポートの方がその時その時で変えていた。
あとで伺ったら,その男性の方も優れたオルガニストだということ。
これは曲や演奏を知らないとできないことなので納得。
とはいえ,神戸松蔭の17世紀フランス様式のオルガンでド・グリニー他フレンチを聴き慣れているものと比べると,あらゆる点が異なっていたという印象。
次が,ジェルメーヌ・タイユフェールの「夜想曲」。
フランス6人組の中の唯一の女性作曲家。
調べると1977年作だけど,とても聞きやすい曲だった。
そして楽しみだったメシアン。
「天使たち」は手中にある演奏という感じで,かなり面白く聴けた。
メシアン独特のというか彼の好みの音列が,生演奏だとなるほどという感じ。
「天上の宴」は楽譜の指定よりはかなり速めの演奏。
ペダルにリード管のそれも高目の音で,しかもスタッカート+テヌートのフレーズが本当に面白い。
ホルストの『惑星』のどこかを思わせたり,ふと萩尾望都の漫画を思い出したり。
最後のペダルは32’が指定されていてどうするのかなと思っていたら,16'(実際は2ストップ)でも十分良く鳴るオルガンでありチャペル。
次が演奏者自作の「『たなばた』による幻想曲」。
先日松蔭で聴いたヨス・ファン・デル・コーイのように即興なのかなと思ったら,割と作り込んである感じの,ストーリーを持つ短い組曲?
特定のモチーフが繰り返し出てくる感じ。
MCでは竹の話。
「しなやかに生きる」ということ。
それを受けて,最後がシャルル=マリー・ヴィドールの(オルガン)交響曲第5番作品42(-1) (1885/1915)よりiv.アダージョとv.(トッカータ)アレグロ。
アダージョは優しく,アレグロは励ましや強さの表現とのこと。
非常にわかりやすいというか,特にアレグロは決まった音型が上で繰り返されてペダルに旋律が表れるという構成。
ググってみたら,この第5楽章は欧米では結婚式に使われるとのこと。
道理でどこかで聞いたことがある気がした。
ヴィドールの楽譜がIMSLPにあるから見てみると,ストップの指定とか懐かしい。
オルガンを習っていた時の曲の楽譜がこんな感じ。
その時と違って,今は17世紀あたりの対位法の曲を弾いている方が好きなので(大して弾けはしないけど),こうした曲を聞くとなるほどなぁと思うだけになってしまうけど,一般には受けるとは思う。
今日のオルガニストさんは,私の印象では20世紀の曲がお得意なのかなと思った。
メシアンは不協和音も決してうるさくならずクリア。
終演後,少しオルガン構造見学を。
学生たちも少し弾かせてもらったり。
Dieck氏に調律が気になったので聞いてみると,
「ほぼ平均律だけど,ヘ長調がキレイに響くようにしているFisk 2」
とのこと。
なぜヘ長調?の質問には,
「ハ長調、ト長調とともに重要な和音だから」
ということ。
鍵盤は,ともかく軽い。
松蔭のようなクラシックなオルガンからすると,相当軽いという印象。
あと,会場の大学の先生によると
「今日の方はとてもクリアな音で弾かれた。
これだけストップがあると色々使いたくなるんですけど」
とのこと。
ストップの選択は,奏者が表れてしまうだけに(自分でもオルガンを一応弾くだけに)恐ろしくもある。
ということで,神戸松蔭とは全く違うオルガンを聴けたのは,とても良かった。
学生たちにも簡単に感想を聞いたら,それぞれに感じるものがあった様子。
短いレポートを書いてもらうので楽しみ。
2013年06月04日
5/19の初期バロック京都公演の動画
5/19に京産大にて,そして6/2に南大阪ルーテル教会にて行った初期バロックの公演,アンサンブル・パッサメッツォ・アンティーコの動画を(恥を忍んで)公開しています。よろしければご覧下さいませ。
http://www.youtube.com/user/EPAkansai
http://www.youtube.com/user/EPAkansai
2013年05月20日
昨日はご来場ありがとうございました!
昨日,神山ホール大ホールにて開催いたしました
に雨の中ご来場下さった皆さま,本当にありがとうございました!!
コンサートの時間帯だけ雨になってしまうという中でしたが,演奏者はとても集中できて神山ホールでの響きをご来場下さった皆さまと堪能できたのではと感じています。
動画も録りましたのでいずれ公開したいと思っておりますが,本番の写真付きのブログを書いて下さっている方がおられますので,リンクを張っておきます。
http://ameblo.jp/purumie0622/entry-11533940439.html
ご来場本当にありがとうございました!
京都産業大学文化学部聴覚文化セミナー音楽文化論特別講義2013春
歌・技・舞・華 ~イタリア初期バロック三昧~
Ensemble Passamezzo Antico 京都公演
歌・技・舞・華 ~イタリア初期バロック三昧~
Ensemble Passamezzo Antico 京都公演
に雨の中ご来場下さった皆さま,本当にありがとうございました!!
コンサートの時間帯だけ雨になってしまうという中でしたが,演奏者はとても集中できて神山ホールでの響きをご来場下さった皆さまと堪能できたのではと感じています。
動画も録りましたのでいずれ公開したいと思っておりますが,本番の写真付きのブログを書いて下さっている方がおられますので,リンクを張っておきます。
http://ameblo.jp/purumie0622/entry-11533940439.html
ご来場本当にありがとうございました!
2013年05月18日
前日リハーサル「歌・技・舞・華〜イタリア初期バロック三昧〜」
神山ホール大ホールでのリハーサル。
これまでのチェンバロさん宅のリハーサルとは響きが全く違うので,いくつかの曲はその響きが活かされるように結構大幅に見直したものもありました。
そのおかげで,よりステキな音楽になったと思います。
明日のゲネでさらに勘所を確認して,聞いて下さる皆さまに美しく楽しい音楽を精一杯提供できるように励みます!!
ご期待下さいませ。
これまでのチェンバロさん宅のリハーサルとは響きが全く違うので,いくつかの曲はその響きが活かされるように結構大幅に見直したものもありました。
そのおかげで,よりステキな音楽になったと思います。
明日のゲネでさらに勘所を確認して,聞いて下さる皆さまに美しく楽しい音楽を精一杯提供できるように励みます!!
ご期待下さいませ。